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  • 2009.09.25 Friday
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空の境界 / 奈須 きのこ

 「月姫」「Fate」でおなじみのシナリオライターさんの商業作品。
実際店頭で見たのは結構前なのですが、手に取ったのは最近(というほどでもなく二三か月前)でした。名前は聞いていてどうなのかな、と思っていた方だったので、実験兼ねて手に。

現代における新伝奇小説。ところどころに小難しい説明などがありますが、私は結構すらすらと読めました。他の作家さんにもいえることですが、この方の作中の「魔術」などの概念や理屈について各々の見解が面白かった。設定魔なところもあるからでしょうか。 そんなわけでその手のお話が好きな方はどうぞ。
ただちょっと文章に癖があるので、やっぱり受け入れられる人とダメな人もいると思います。

上下巻ですが、掲載される時差系列は順というわけではなく、てんでバラバラ。章ごとに違うようになっているのでそれだけは注意。でも掲載順に読んでも十分です。むしろそれで読んでください。
二年間眠りっぱなしだった式と見守ってきた幹也の物語。異端と日常、かけ離れたもののようで実は紙一重、そんな中で彼らを中心に、ときには引っ張り込む形で起こる話の最後に、彼らはどんな結論を出すのか。

うまくまとまっている作品だと思います。分厚いといわれますが、慣れれば割とすらすら読めるほうかと。(比較対象がどっかの某サイコロ本なせいか)
読後に何とも言えない安堵感と、彼らが貫いた想いがじんわりと心に染みました。
映像化もされてますが、もう、是非、第一章は読んだ後に見てほしい!と思った作品。だってある意味理想的過ぎた。

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  • 2009.09.25 Friday
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